外壁塗装は人生で何回するのか?|読了時間1分程度
「外壁塗装は、人生で何回くらい必要なのですか?」
これは、現地調査の際にお客様から最も多くいただく質問のひとつです。結論からお伝えすると、多くの方にとって外壁塗装は1回〜2回程度が一般的です。昔と違い、現在の住宅塗料は性能が大きく向上しており、頻繁に塗り替える時代ではなくなっています。
■ なぜ回数が少なくなったのか
以前は、ウレタン塗料やアクリル塗料が主流で、耐用年数は5年〜10年ほどでした。そのため、30年住めば3〜5回塗り替えるのが当たり前でした。
しかし現在では、
・シリコン樹脂塗料
・フッ素樹脂塗料
・無機塗料
といった高耐候塗料が普及し、耐用年数は12年〜20年以上が一般的になっています。つまり、一度しっかり塗装すれば10年以上はメンテナンスが不要になります。
人生で40〜50年同じ家に住むと仮定すると、
15年 × 2回 = 約30年
20年 × 2回 = 約40年
となり、多くの方は1〜2回で十分という計算になります。
■ 外壁はなぜ劣化するのか
外壁や屋根が劣化する最大の原因は、紫外線・熱・雨・湿度・塩害です。特に紫外線は塗膜の樹脂を分解し、色あせ、艶引け、チョーキング(粉化)を引き起こします。
身近な例では、外に置いたホースやバケツが、数年で硬くなったり色が抜けたりします。これと同じ現象が、住宅の外壁でも毎日少しずつ起きています。
塗装は、外壁材そのものを守る「保護膜」です。この膜がなくなると、外壁材に水が入り、ひび割れ、反り、腐食へと進行します。すると、塗装だけでは済まず、張替えや補修工事が必要になり、結果的に費用が大きくなってしまいます。
■ 回数より「1回の質」が重要
よくある失敗が、
「とにかく安く」
「とりあえず塗ればいい」
という考え方です。
安価な塗料や施工では、5〜7年で再塗装が必要になり、結果的に生涯コストは高くなります。
例として、
安価塗料:7年 × 4回 = 28年
高耐候塗料:15年 × 2回 = 30年
金額だけ見ると安い方が得に見えますが、足場代・人件費・近隣対応などは毎回かかります。つまり、回数が増えるほど無駄なコストも増えるのです。
だからこそ大切なのは、
「何回塗るか」ではなく
**「1回をどれだけ長持ちさせるか」**です。
■ 塗料だけでは決まらない
もうひとつ重要なのが、塗料だけで耐久性は決まらないという点です。
・下地処理
・シーリング工事
・乾燥時間
・塗布量
・重ね塗り工程
これらが正しく行われて初めて、カタログ通りの性能が発揮されます。どんな高級塗料でも、施工が悪ければ10年持つ塗料が5年で劣化します。
SAITOが掲げるのは
「塗料選択 × 技術力」。
この2つが揃って初めて、人生で1〜2回で済む塗装になります。
■ 今後の人生設計で考える
外壁塗装は、「今だけ」ではなく、
・あと何年住むか
・お子様に引き継ぐか
・将来売却するか
によって選ぶ塗料も変わります。
10年後に売却予定ならシリコン、
長く住むならフッ素・無機、
など目的に合った選択が重要です。
SAITOでは現地調査時に、建物だけでなくお客様の将来設計も一緒に考えたご提案をしています。
■ まとめ
外壁塗装は人生で何度も行う工事ではありません。
多くの方にとって1回〜2回の大切な工事です。
だからこそ、
・根拠ある塗料選び
・正しい施工
・将来を見据えた計画
がとても重要になります。
「とりあえず塗る」のではなく、
**「これで最後にできる塗装」**を目指すことが、後悔しない外壁塗装につながります。


